プライマリーキス 番外編&溺愛シリーズ
「どんなのがいいんだろうな」
難しい顔をして、潤哉さんがそう呟く。
「え?」
「君には一番に着せてあげられたけど」
潤哉さんの言おうとしていることを察して、ちょっと待った、と立ち止まる。
もう1メートルもないところにカフェの看板が見えてきていたのだけれど、それよりも今の発言!
「………」
「どうしたんだ、美羽」
どうしたんだ、はこっちのセリフ。もちろん、純粋な気持ちだっていうことは分かるし、素敵だな、と一瞬思ったけど。なんか違う方向も透けてみえてしまったのだ。
「あの、もしかしてベビー服のこと、ですよね?」
「そうだけど。もっと大人になったらランジェリーでもいいけどね」
とにかく彼の束縛は激しい。どこまでも自分の手元に置いておかないと気が済まない。
この分だと、もしも娘が生まれたら……想像するとちょっと怖い。
難しい顔をして、潤哉さんがそう呟く。
「え?」
「君には一番に着せてあげられたけど」
潤哉さんの言おうとしていることを察して、ちょっと待った、と立ち止まる。
もう1メートルもないところにカフェの看板が見えてきていたのだけれど、それよりも今の発言!
「………」
「どうしたんだ、美羽」
どうしたんだ、はこっちのセリフ。もちろん、純粋な気持ちだっていうことは分かるし、素敵だな、と一瞬思ったけど。なんか違う方向も透けてみえてしまったのだ。
「あの、もしかしてベビー服のこと、ですよね?」
「そうだけど。もっと大人になったらランジェリーでもいいけどね」
とにかく彼の束縛は激しい。どこまでも自分の手元に置いておかないと気が済まない。
この分だと、もしも娘が生まれたら……想像するとちょっと怖い。