プライマリーキス 番外編&溺愛シリーズ
玄関のドアを開けてリビングへ行くと、潤哉さんはソファで新聞を広げていた。
退屈そうに溜息をついていたので、申し訳ないような気がしてしまう。
「ただいま」と後ろから抱きつくと、やさしく微笑んでキスをしてくれた。
「お帰り。楽しかった?」
「うん、ありがとう。ご飯食べてないですよね? 今、なにか作りますね」
「いいよ、せっかく帰ってきたんだから。こうしていて。君が欲しい」
手を引っ張られて、彼の膝の上。キスをされて抱きしめられ、再び唇を求められる。
彼からのキスは長くなる。その延長上は、甘い蜜の味。
分かっていても気持ち良くてたまらない。
「んっ……」
舌と舌が絡まり合いどんどん濃密になる頃、熱く潤んだ瞳で見つめられ、私は離れがたくなる気持ちを押し返した。
「なんか、やっぱりワインと合うものでも」
私はドキドキしながら彼から離れる。キッチンに慌てて行って、打ち明けるタイミングを考えようとしていたのに、彼は追いかけてきて……。
後ろから抱きしめられ、封じ込められてしまった。
退屈そうに溜息をついていたので、申し訳ないような気がしてしまう。
「ただいま」と後ろから抱きつくと、やさしく微笑んでキスをしてくれた。
「お帰り。楽しかった?」
「うん、ありがとう。ご飯食べてないですよね? 今、なにか作りますね」
「いいよ、せっかく帰ってきたんだから。こうしていて。君が欲しい」
手を引っ張られて、彼の膝の上。キスをされて抱きしめられ、再び唇を求められる。
彼からのキスは長くなる。その延長上は、甘い蜜の味。
分かっていても気持ち良くてたまらない。
「んっ……」
舌と舌が絡まり合いどんどん濃密になる頃、熱く潤んだ瞳で見つめられ、私は離れがたくなる気持ちを押し返した。
「なんか、やっぱりワインと合うものでも」
私はドキドキしながら彼から離れる。キッチンに慌てて行って、打ち明けるタイミングを考えようとしていたのに、彼は追いかけてきて……。
後ろから抱きしめられ、封じ込められてしまった。