体育倉庫で・・・
「サッカーでワールドカップ、五輪に出るのがあたしの夢なんです。そのために私はどれだけ努力したことか、アンタにわかる?
日本代表に選ばれたときどれほどうれしかったかわかる?
天性のサッカーの才能があって、努力しなくてもあたしの夢に手が届くようなアンタがムカつくの。
いいじゃない。そのぐらい。
サッカーやめるんでしょ。・・・・・フフ、これでみんなの注目はあたしに向けられますね。」
ハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・。
壊れた。萌ちゃんが大きな声で笑い出す。
「やめてよ・・・・。萌ちゃんやめて!」
「サッカーが諦められないんでしょ!そうなんでしょ~!」
萌ちゃんの笑いにストップがかからない。