体育倉庫で・・・
★亮汰side★
ドリンクを飲んだ後、華子ちゃんの所へ行ってみた。
でも、何やら考え込んでいるようで・・・・・。
「華子ちゃん。どう?どっちが勝つと思う?」
ベンチに座っている華子ちゃんに聞いてみた。
でも、やっぱり難しい顔をしている・・・・・・(汗)
「ビブス来てる方はいつもサブ組なんですか?」
「・・・・ん。まあ、そうだね。」
「・・・・ラインが・・・・・ったから・・・・・・・・・
やっぱり・・・・・・・。」
「む、無視か・・・・?!」
サッカーに関してはホント熱中するんだな・・・・・。
この俺を無視する女子は初めてなんだけど。
まあ、いいや。
「サブ・・・・・負けるかな・・・。」
ぼそっと華子ちゃんが呟いた。
「サブ組にちょっと指示してきてもいいけど?」
「いいんですか?」
華子ちゃんの顔が輝いた。
そして、風のようにサブ組の所へ行って、何やら指示を出している。
「さぁて、お手並み拝見しましょうかね。」