体育倉庫で・・・
「あ、、、あの・・・・。」
私が声をかけると一斉にみんなが私の方を向いた。疲れてるせいかみんな怖い表情をしている。
「ちょっと、、、、っき、気づいたこと話してもいいですか?」
「・・・・・いいけど。」
私の一番近くにいた背の高い男子が言った。
「ええっとですね・・・・・。
率直に申しますと、今のままじゃ負けます。」
サブ組のみんながざわめき始める。
驚いていた顔をしている人、最初っからわかっていたというような顔をしている人、または、自覚がないような様子の人・・・・・・
「私が見ている限り、今のみなさんはレギュラー組よりまだまだ体力は残っていると思います。
・・・・・・・そこで、私の意見を聞いてほしいんです。」
「アンタの意見・・・・・?」
「はい、ここで、意地はっていつものように負けてしまうか、、、、ここでプライドを捨ててレギュラー組をバッタバッタと倒すか・・・・・・
どっちにします?」