体育倉庫で・・・
偵察隊。






「・・・・・・・眠い。眠いよ~。乙姫ちゃん・・・。」


「寝ればいいじゃない!てか、昨日も分析してた訳?」


重い瞼を必死で開けて、必死に乙姫ちゃんを視界にとらえる。



「うん。昨日駿河先輩からビデオもらって初戦相手の分析を・・・・・」

「おーい!!起きろ!」



う゛・・・・・。
瞼が重い・・・・・。



「・・・なんか大変だね。これ、どうぞ」


後ろの席の椿君がガムを差し出してくれる。


「ありがとう。」


ブラックガムで口の中がひりひりしたり、スースーしてる。
うん、なんとなく眠気が覚めた。














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