体育倉庫で・・・
診断をうけた日・・・・・-。
~♪‐♬~♫・・・・・、
私の携帯が大好きな曲とともに着信があると告げる。
画面を見ると萌ちゃんからだった。
「もしもし・・・。」
「足、大丈夫でしたか~?」
萌ちゃんの声は間延びした声で私を嘲笑っているような口調だった。
・・・・・この子、萌ちゃん? 一瞬そんな疑問が浮かんだ。
「膝に異常があったのに無理しちゃだめなのに・・・・・。華子ちゃん、病院嫌いだったの?」
「・・・・・そういうわけじゃ・・・。」
「まあ、あたしはそんな華子ちゃんに病院に行くきっかけを作ってあげたんです。」
今日、診断された膝がキリキリと痛み出す。
・・・・・・やめて。これ以上話さないで!