密フェチ†マーキング【ジェラシーシリーズ】~年の差恋愛
ヴァージンスクリュー
今日は私の誕生日。
陣との待ち合わせは若者向けのカクテルバー。
陣がオーナーのお店。
「いらっしゃいませ」
陣はまだ来ていないみたい。
私はカウンターの前のスツールに、腰を下ろす。
「…あんた
オーナーの『仔猫チャン』だろ?」
カウンターの向こうでグラスを磨く、チャラそうなバーテンダーが
私に話しかけてきた。
「---は?
…何のこと?」
「最近この界隈で有名な噂。
『陣さん』が『仔猫』を飼い始めたってね。
手がかかるし躾けるのが大変で遊ぶ暇もないって、オネエちゃんたちの誘いを断ってるってさ」
いくつものお店を経営する陣は、夜の世界でも有名人。
傍にいる私も顔バレしてるみたいだけど…
子ども扱いどころか、まさかのペット扱い?!
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