遠い背中
初めて。

教室

外には満開の桜が咲き誇り、少し冷たい風が満開の桜を揺らしていた。




入学式が始まる30分前頃私は東中学校についていた。



私の名前は、阿木原芽依。


はれてこの春中学デビュー!



正門の前には親友の大林璃唯菜が親と一緒に立っていた。



「璃唯ち~ゃん」


思わず叫んだ


璃唯ちゃんは
「阿木原さ~ん」

と言い返してくれた。

正門を通り、下駄箱の所に行くと


そのクラスになる人の名前が書いてある紙が、あった。



私は
阿木原だからだいたい最初の方だった。


そして
少し下を見ると


「23番 大林璃唯菜」と書いてあった


私は嬉しくなって
まだ正門の看板の所で写真を撮っていた璃唯ちゃんのところに、走って行った。





そして


手をとりあい喜んだ。
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