残念な彼!ーOH MY ダーリン!!
「お陰で大抵の事は出来るようになったんだけどね。

でもいくらもう今は健康な体でピンピンしてるっていってもやっぱり家族からしたら僕の事心配らしくて…

それで何かにつけてあんな感じになっちゃった」

「でもね」

続けて晴人先輩がいう

「僕、そんなに嫌じゃないんだこういうの。

結局、僕の事をそれだけ大事に思ってるって事だから…

そう思うとみんなの事怒れないんだ。

こんな僕キライになった?」

って薄茶色の瞳をうるうるさせて先輩が言うから…

ううん、どんな事があってもやっぱり先輩が好きだから…

「先輩が好き。この気持ちは変わらないよ」

って言ったんだ
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