残念な彼!ーOH MY ダーリン!!
先輩が言うにはこの小屋は昔、先輩の隠れ家的に使っていたらしく…

「昔、無性に家族に干渉されるのが嫌で仕方なかった時期があったんだ…」

私は黙ってその続きを聞く

「思い切って父さんに話したらこの部屋用意してくれて、それでどうしても1人になりたい時はここへ来てた」

「ワザワザですか?」

「そっワザワザ」

と悪びれもなく先輩が言う

「この島に部外者は入れないからね、ある意味安全なんだよ。一応、誘拐とかもあり得るからねうちの場合」
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