『私』を知る彼
23時のコンビニで
ピンポーン




23時を回った真夜中に似合わない軽快な音が鳴り、「いらっしゃいませ」とまたも似合わない明るい声でレジから店員がこっちに向かって笑顔で声掛ける




私は、見慣れた店員に「どうも」と口だけで挨拶をし、奥へ進む。





節電なのか、数年前までの明るさはないけれど、それでも充分明るい店内のひときわ涼しい惣菜コーナーへ
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