私の彼は強くて優しい不良です。


「はい、どうぞ」

そうやっておじさんが私に渡したのは、うさぎのぬいぐるみ...

じゃなくて、ひよこのストラップ。


「ごめん、取れなかった」

頭をクシャッとしながら言う拓人。


「うんっ!こっちもかわいい!ありがとう」

もう日も暮れて来た所だったから私達は観覧車に乗る事にした。
< 117 / 167 >

この作品をシェア

pagetop