私の彼は強くて優しい不良です。


そりゃそうだよな。


美結は学校サボるような子じゃないし。


諦めて「やっぱいいや」と言った。


でも、美結が俺のシャツを掴むと

「一緒にサボる...」


そう消えそうな声で言った。


俺は「よし」と言って美結をチャリの後ろに乗せこぎ始めた。
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