私の彼は強くて優しい不良です。
そんな話を少ししたらすぐ時間が過ぎて周りは少し暗くなった。
「あっ、すいません!昨日みたいなのは嫌なんで帰りますね!明日学校来て下さいよ!じゃあっ!」
そう言って歩き出したんだけど、すぐ彼に手を掴まれた。
「ん?何ですか?」
「いや、名前聞いてなかったなって…」
真っ直ぐ私の方を見て言葉を繋ぐ彼。
学校あんま来ないて事はこうゆう人と話すのって慣れてないんだな。
「私の名前ですか?松野美結です!あなたの名前は?」
「美結か…。俺の名前は黒瀬拓人。じゃあな、美結」
そうして私達は帰って行った。