私の彼は強くて優しい不良です。


「…っやだ!やめて下さい!離してっ!」

手を上下に降っても中々手は離れない。

「嫌がる顔もかわいいね〜」

そう言いながら男はベンチの上に私を倒す。

周りの男もそれを見て笑ったりヒューヒュー言いながら見ている。

「やだ!やめてよ!」

…ゴフッ

あっ…まずい、やってしまった。

私は抵抗の余りその男のお腹を蹴ってしまった。
< 7 / 167 >

この作品をシェア

pagetop