私の彼は強くて優しい不良です。


「…んだよ。良かった」

ハァとため息を吐く黒瀬くん。

どうしたのかな?

「あんさ、俺と話す時敬語とかいいから」

あー、そういえば同い年なのに敬語だったな…

「うん!わかりました」

「ほら、また敬語」

フッと笑いポンポンと私の頭を撫でる。

黒瀬くんが触れた所からどんどん暑くなってく。
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