鬼の花嫁







そして、また抱き合う。






不器用な、

俺様なプロポーズだったけど

風神さんらしくって

なんだか嬉しかったし泣けてきた。





おでこをくっつけて、

笑いあって、頬を寄せ合って……





鬼であろうと、当主であろうと、

“鬼の花嫁”である前に私は…




この、優しくて温かい



“風神さんの花嫁”なんだ………









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