ティアドロップ
*序章*




ずっと好きだった。

今更って思うかもしれないけど、
誰よりも君を想ってた。



誰かを愛して、誰かに愛される君。

羨ましいと思った。




私には、出来ない…。




そして今日も前に進めず、
涙が枯れるのを待つだけなんだ。





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