ティアドロップ



そして視界の端にいた女の子はまた今日も違う、でも前回と似てる雰囲気の女の子。

それはもう、ふんわりした感じの。女の子っぽい、女の子の鏡みたいな。




「ね、ねぇ…ひーくん…」


「あー…有利は気にしなくていいよ」


「んっ…」



そしてドア越しに聞こえる甘い音。


……死ね…マジで、死ね!!



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