ティアドロップ



「あ、あの…! 私、ずっと坪井さんのことが好きで…あ、えと、女の子だっていうのは知ってるんですけどっ!! …えと、あう……こ、これ、貰ってください!!」


「えっ? あ、ちょっ!!」




私に小さなメモを1枚押しつけて、すっごい早さで走り去っていく女の子。

スカート、捲れちゃいますよー。


って、私は変態か!




「……?」


ところで、この可愛いクマがいっぱいついてるメモは…、




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