ティアドロップ



『今のは、俺の幼馴染みで、親友』

『え? 幼馴染みで…親友? 女の子かと思った』

『女の子!? ないない、あり得ないから!!』



下の階から聞こえた声に、またプツンとイライラの線が切られた。



あり得ない?

女の子かと思った?



女の子だよ!!!




彼女の方も最低な性格じゃんか!!



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