ティアドロップ



何かあったかな…?


記憶を巡らせて、メンズ服が家にないか思う。




「いや、いいよ? 兄さんとか、いな」


「…あります!」


「…えっ?」



史哉先輩の言葉を遮って、思い当った品を取りに即2階まで駆け上がる。


そしてリビングに戻ってきて、




「これ!!」


「お…おぉ!!」




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