変態彼氏
「はー、今日からまた1年生に振り戻しだよ・・・。」
新しい学校へ入ってすぐに、親友がため息をつく。
「そ・・・そんなことを言うな!バカタレ!いいかい?高校生っていうのはな、百合香。」
『高校生について』を語りながら説教をする私。
あ、紹介忘れていた。親友、大原百合香。私のため、日々ボケてくれる親友です。
って私誰にしゃべってんの、キモイ。
そして私は親友の頭を叩く。
ペチッ
「いったぁー、なにすんねんねぇちゃん。おい。目玉、ひっくり返したろか?」
そして逆ギレ(?)される。
ヤンキーなのか、暴力団なのか、変なノリで。
あえてツッコむのをやめて、相手を悲しくさせる技を私は繰り出した。
「ふーん、お好きにどぉぞ。」
―数分後
「・・・ぁーすいませんでした。」
ほらね、勝った。
そうして勝ち誇っているうちに、
先生等が呼んだ。
『新入生はこちらでーす!!!!!!!』