完成してないLovestory



何の根拠もない。


何の証拠もない。


それなのに私は、こう思ったんだ。






「城島・・・?」







私は涙を拭いて、



走り過ぎで痛い足も気にせずに花壇に走った。






途中で何度も窓を見ようかと思ったけど、




早く。






私は少しでも早く城島のところに行きたくて、

脇目も振らず走った。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










花壇に着いた。


そこには・・・・




















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