完成してないLovestory




「・・・。」



私は泣くのに必死で何も言えない。



城島は続けた。




「あー、もうクソッ・・・!


もうちょっとかっこよく言いたかったのによ!!」




顔を隠していた手をどけて、城島は私のほうを見る。










・・・・え?




今の言葉、どういうこと・・・?













私は一瞬顔を上げる。






城島の顔は真っ赤で。




















< 112 / 172 >

この作品をシェア

pagetop