完成してないLovestory





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やっと思いが通じた私たち。





・・・だけどやっぱり神山をほっといちゃだめだと思う。




でも・・・








私は、城島になかなか<掃除に戻ろう>と言えずにいた。






その時だった。






城島から私に声をかけてきたのだ。



「よしッ、もどるか!!」








私は目を見開いて、


「えッ、城島・・・ いいの?」



ちょっと小声でそう言った。







すると城島はいたずらっぽく笑った。



「心配すんなッつーの!」





そっか・・・




なら私は城島を信じなきゃ。



「うん!行こっか」



私はそう言った。









こうして私たちは、教室に向かった。





















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