完成してないLovestory





すると葛城先生は


「じゃあ、気をつけて帰りなさいね」





と笑顔で言って職員室に入っていった。
















まさか・・・










葛城先生、全部わかってたの?






城島と神山が喧嘩して、仲直りできることも。





私と城島が・・・両想いだってことも・・・







「・・・葛城先生、ありがと」




私は誰にも聞こえないぐらい小さくつぶやいて、







今度は昇降口に向かって走る。







「ちょっと待ってよー!


今、行くってば!」










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