完成してないLovestory
ぎくッ。
自己紹介。それは私の苦手なことのひとつだ。
何を言っていいかが分からない。
「玲菜ぁ、サイアク・・・」
私がそう言ってうなだれると玲菜は笑った。
「あはっ、大丈夫でしょ!」
「はい、じゃあ出席番号順ねー! 飯田ー!」
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そんな風にして進んでいく自己紹介。
私は順番を待つその中で、気になる顔を見つけた。
「次は・・・城島ー」
「えっ、あ、俺?」
わざとらしく確認をしているその城島の顔は・・・