完成してないLovestory




ブーッ、ブーッ。




今度はなんか一瞬で返事が来た。


「なんなんだよッ!」



俺はうっとうしいと(思いこもうとして)思いながら携帯を開けた。





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from 宮川

件名 Re:2 Re:2


本文


ありがと(^^♪

じゃあその日程で行こっか!


また明日ね☆彡





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そんな内容だった。

俺は、「じゃあな」と打とうとして、携帯を閉じた。



べ、別に返事しなくてもいいな!

返事する内容じゃねーだろ!?





勝手にそう納得して携帯を放り投げた。





それからベッドに寝そべる。




「今日はマジで・・・いろいろあったよな・・・」



俺は一人でそうつぶやいた。





だってマジでいろいろあったし。


宮川に、・・・告られて。



・・・あー、マジで予想外だったな。あれは・・・







そっそれから!


俺は思考をそらした。






神山と、ちょっとは気があったのかもしんねー・・・






相変わらず好かねぇ奴だけどなッ!





・・・ま、楽しみだなッ、日曜日。




俺がそんなことを思っていた時。

















「優輝!」











母さんの声が響いて。






























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