完成してないLovestory
城島に家まで送ってもらった私は、玄関の前で携帯を触っていた。
「城島のメアドは、っと・・・」
私は設定等をいじったりしていたのだ。
そしていじり終わって、私は玄関の扉に手をかけた。
「ただいまー」
すると、口うるさいけど大事なお母さんが答えてくれた。
「はい、おかえり~」
ガタッ。
リビングに適当にカバンを置いて、自分の部屋に行こうとした私。
そこでちょっと気づく。
・・・あ。
私、今日から城島と付き合ってるんだよね・・・
思い出したらやっぱり恥ずかしくて。
お母さんに、言っといたほうがいいのかなー?
そんなことを考えていたら。
私はかなりお母さんの顔を凝視していたらしい。
「・・・どうしたの?」
お母さんから話しかけられてしまった。
私はいきなりだったから戸惑って全否定してしまった。
「え!?べ、別に何も!?」
そう言いながら自分の部屋に駆け込む私を見て、お母さんは微妙な顔をしていた。
ですよねー!!
なんで、って感じだよね・・・