完成してないLovestory






チッ・・・チッ・・・チッ・・・チッ・・・・・・・・・・・








私は今、マイルームで体育座りをして返事を待っていた。



静かになった部屋に、時計の針の音だけが響く。




チッ・・・チッ・・・チッ・・・・・・・









まだ!?



私はだんだんイライラしてきた。




でも。


いや、自分遅れちゃったしな・・・






そう思うとたちまちイライラは消えていって。




逆に不安だけが募ってきた。








・・・そんなに怒ってるのかな。



私も嫌だもんなぁ、急に返事途絶えたら・・・。







ちょっとネガティブになっていた時だった。




~♪~~~♪~~





携帯が鳴った。



私はそばにあったクッションを握りしめたまま携帯を手に取る。








城島かな?






































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