完成してないLovestory


「はい!!移動して!」

やっぱりショートヘアーを揺らしながら話す。

まぁ、チャームポイントだからいいんだけどね(笑)


がたがたがたッ!

移動すること、3分。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私は一番後ろの席になった。

前の席はテニス部のエース、前田(maeda)さん。

「よ、よろしく~」

慣れない笑顔でそう言って私は隣を見た。




・・・城島 優輝













こいつだけはなんか嫌だな・・・

筆箱の思い出もあるしなぁ・・・

私はなんとなくマイナスな気分になっていたのだった。


バチッ


あ・・・やば・・・(-_-;)

目、合っちゃった。
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