完成してないLovestory




「・・・え?」






私は一瞬、自分に何があったのか理解できなかった。

玲菜が驚いている。



「ちょっと、亜紀、それ・・・!!」



私の制服に

黒板消しは直撃してしまっていた。




白くなってしまった制服を、

玲菜がはたいてくれる。



「おいッ、当てたの優輝だろ!

謝れよー!」



城島はちょっと困ったのか、

変な顔をして

「・・・ごめんー・・」

と言った。












でも。




そんなことよりも。















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