完成してないLovestory


「もう!本当に・・・!

亜紀、だいじょう・・・

・・・亜紀?」

制服をはたいてくれながら玲菜が言う。




でも。



それよりも。








私は気が付いたら、城島の肩を掴んでいた。


「おい?」

城島は戸惑っている。

「・・・・んた・・・」

声は無意識に低くなる。


「は?」

聞こえないのか城島は聞き返してくる。




「あんた、やっていいことと悪いことの区別つかないの!?」

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