完成してないLovestory
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こんな日は、時間の進むのが早いもので。
もう放課後だ。
「はぁ・・・」
私は一人でため息をつきながら花壇へと向かおうとしていた。
・・・ん?
何気に窓の向こうを見た。
「・・・っ!」
城島だ。
城島は一人で、花の植え替えをしていた。
そっか・・・私が行かないから・・・
ぐッ。
私は歯を食いしばった。
これは、 間違ってる。
自分のやるべきことは、やらなきゃいけない。
私はカバンを肩にかけて、
花壇へと走った。