完成してないLovestory
意外とこれが難しいのだ。
爪に泥が入るのは気にならない。
けど、なかなかうまく土が掘れなくて。
たとえ掘れても、植えるのが難しくて。
「・・・ッ
あー! 暑い!!」
額の汗をぬぐいながら、私は叫んだ。
城島はさくさくと植え替えを進めている。
うっ・・・
私はなんだか対抗して、気合を入れて植え替えを再開した。
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不意に、声をかけられた。