完成してないLovestory


次の日。


私は玲菜をからかっていた。


「ねぇ、どっちから告白したの?」

玲菜はすねる。

「知らないッ」

正直、うらやましいよ。


好き、って思える人がいるっていいな・・・



そんなことを考えていると。




私は、

不意に誰かに呼ばれた。





「宮川!」





こんな感じで呼ぶの、あいつしかいない。







「今日の放課後、

福祉委員会の資料の片づけあるから」









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