完成してないLovestory



「なんでも!

ほらッ、終わったんだから職員室行くよ!」


私はそう答えて立ち上がる。



「あー、おう・・・」


城島も続いて立ち上がった。





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職員室。

葛城先生はいなかった。


ある先生に、


「あー、もう資料その辺おいときなさい」


と言われたので私たちは資料をキャビネットの上に乗せた。






「ちッ、なんで頼んどいて本人いねーんだよ・・・」

城島がちょっと笑ってつぶやく。



「はいはい、そんなこと言わない!」




私は軽く受け流した。




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