完成してないLovestory
神山・・・、ありがと。
「・・・うん!」
私が言うと、神山は
「じゃ、お先!」
と言って学校へ向かっていった。
・・・・・・・・・
「玲菜ーッ」
いつものように玲菜を呼ぶ私。
「はいはーいッ、亜紀おはよ!」
玲菜はそう言って家から出てきた。
「おはよ!玲菜」
私たちは歩きだした。
(い、言わなきゃだめだよね・・・ やっぱり!)
私は玲菜に声をかけた。
「玲菜、あのさッ」
「ん?」
微笑んで玲菜が言う。