完成してないLovestory
私は計算を始めた。
(えッ、そんな答えにならないじゃん!!)
私はため息をついてから城島に答える。
「違うってー・・・
ノート見せて?」
すると城島は拗ねたようにノートを見直す。
「はぁッ!?
えーと、ここがこうだろ?
だから・・・
ダーッ、クソ!」
そう言って頭をかかえる。
私は『ノート見せて』って言ったのに無視されたことが苛立って、
ちょっと不機嫌そうに言った。
「もう、強がらないでよッ!!
ノート見せて!」
すると城島は、
「・・・ほらよッ」
と適当に言ってノートを差し出してきた。
私はノートを見まわす。
きったない字・・・
小学生みたいじゃん(笑)
・・・じゃなくてッ!!
私は問7を見た。