完成してないLovestory
3人掃除
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放課後。
玲菜が声をかけてきた。
「ちょッ、亜紀・・・
あんたおもしろいほどツイてないね!!」
私は机をバンバンと叩きながら答えた。
「うるさーい!!
そう思うなら手伝ってよ~?」
すると玲菜は手をひらひらさせながらちょっと笑った。
「あははッ、ごめん!
今日はホントに部活あるから無理なんだ」
私は小声でつぶやく。
「今日は、って!
いつもはデートじゃーん・・・」
玲菜が私を軽くこづいた。
「聞こえてるわよッ!」
私はすぐに謝罪する。
「あははは・・・
はーい、ごめんなさーい!」
しばらくすると玲菜は教室の時計を見て立ち上がって
「うんうん! ・・・あ!!
そろそろ部活行くかぁ~ 亜紀、ばいばい!」
と言ってきた。