完成してないLovestory


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掃除すること、10分。







城島がいきなり座りこんだ。



「あー、くっそダリぃ!!

やってらんねー・・・」


と言いながら。







私は注意する。


「仕方ないじゃん!ほら、立って!」





すると城島はしぶしぶ立ち上がる。


「・・・おう」




やる気のない返事。




でも、私は知ってるよ。






城島はやらなきゃならない仕事は必ずやり終える性格だって。






「はい、私ちりとり持つからゴミ、はいて!」




私がちょっと強引に城島にほうきを持たせた時だった。




















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