踏み台の女神
「ふぅん。

……あたし、あなたのお友達になる。

1人じゃさみしいでしょ?」



全然さみしくない、と言えば嘘になった。


神様には、祭ったり拝んだりしてくれる人は沢山いたけれど、対等に付き合える友達は、そういえばいなかったのだ。
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