踏み台の女神
私たちはお洒落な座布団に座り、さっくりとして時折歯に当たるどんぐりの食感が楽しいクッキーを食べ、少し苦いお茶を飲んだ。


お茶と言うより、薬草かハーブを煎じたような味であった。


「神様、どんぐり美味しいじゃん」


クッキーを頬張りながらねこさんが言った。
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