ツンデレな年下君!?【完】
「はい♪」



吉田君はあたしに手を差し伸べてくれた。



あたしもその手を取り立とうとした。



よいしょ。



「本当にありがとう」



吉田君がここに居てくれて良かった。



「いいよ。大丈夫だったか?」



「うん。怖かったけど大丈夫」



それより早く拓の所に行かないと!



「あのさ…俺、北里の事………「まやり!」」



吉田君の声がある人の声でかき消された。



この声は…



「拓ーー!」



あたしは拓の所へ行こうとした。







パシッ



吉田君に腕を掴まれた。



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