友達≧彼女!?
保健室へ着いて中へ入る。
『あれ?先生いないね。呼んでくるよ。そこで休んでて。』
座らされた小さな丸椅子。
保健室に1人になり気付いた。私、教科書持ったまま出て来たんだ…
もう1度、開いて1ページずつ見ていく。
“メザワリ”“ウザイ”
そんな言葉も書かれていて、じんわりと涙が出てくる。
ガラッ
慌てて教科書を閉じる。
『職員室にもいないんだよ。どこ行ったんだろう?』
保健の先生を探しに行ってた加藤君が戻って来て私に近付いてくる。
慌てて涙を拭いて、顔を逸らしながら加藤君に教室へ戻るように伝える。
『先生くるまでここにいるよ。さぼれるし調度いい。横になる?』
「平気…」
『羽鳥さ…その教科書…何があったの?』
「わからない…ちょっと人に貸してて、返ってきたらこんな事になってて…」
直樹はよくいたずら書きとかしてきてたけど、コレはそんなレベルを遥かに越えているよね。
誰がやったの?
もしかして…新井さんて子が?
.
『あれ?先生いないね。呼んでくるよ。そこで休んでて。』
座らされた小さな丸椅子。
保健室に1人になり気付いた。私、教科書持ったまま出て来たんだ…
もう1度、開いて1ページずつ見ていく。
“メザワリ”“ウザイ”
そんな言葉も書かれていて、じんわりと涙が出てくる。
ガラッ
慌てて教科書を閉じる。
『職員室にもいないんだよ。どこ行ったんだろう?』
保健の先生を探しに行ってた加藤君が戻って来て私に近付いてくる。
慌てて涙を拭いて、顔を逸らしながら加藤君に教室へ戻るように伝える。
『先生くるまでここにいるよ。さぼれるし調度いい。横になる?』
「平気…」
『羽鳥さ…その教科書…何があったの?』
「わからない…ちょっと人に貸してて、返ってきたらこんな事になってて…」
直樹はよくいたずら書きとかしてきてたけど、コレはそんなレベルを遥かに越えているよね。
誰がやったの?
もしかして…新井さんて子が?
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