友達≧彼女!?
『何…言ってるんだよ…お前が…俺の彼女だろ?』
「直樹にとっての彼女って何?付き合い始めてからずっと思ってた。彼女ならどうして近寄るななんて言うの?どうして、友達ばかり優先するの?どうしてッ…!!」
涙がボロボロ溢れて来て視界が歪む。
私は落ちてる教科書を拾い上げて、呆然とする新井さんの前に突き出した。
「コレ…やったのってあなた?」
『え!?ち、違うわよっ!ヒドイ!!直樹君!彼女さんに何か言ってやってよっ!!』
すごい動揺っぷり…
絶対コイツだ。もしくはその友達?関わってるのは間違いないんだろうな。
「そう…疑ってごめんね?…加藤君私やっぱり言われた通り、先生に相談してみる。これって立派ないじめだもんね。」
呆然としてた加藤君は、はっとして、その後にこう言った。
『そうだね。その教科書証拠になるから無くさないようにしないと。』
みるみる青ざめていく新井さん。
『紗英…やめろよそんなの…』
「みっともない?恥ずかしい?直樹はさ、いつもそうだよね。…こんな事された私より、やった犯人を庇うんだ。」
私は涙でグシャグシャになった顔で直樹を見つめた。
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「直樹にとっての彼女って何?付き合い始めてからずっと思ってた。彼女ならどうして近寄るななんて言うの?どうして、友達ばかり優先するの?どうしてッ…!!」
涙がボロボロ溢れて来て視界が歪む。
私は落ちてる教科書を拾い上げて、呆然とする新井さんの前に突き出した。
「コレ…やったのってあなた?」
『え!?ち、違うわよっ!ヒドイ!!直樹君!彼女さんに何か言ってやってよっ!!』
すごい動揺っぷり…
絶対コイツだ。もしくはその友達?関わってるのは間違いないんだろうな。
「そう…疑ってごめんね?…加藤君私やっぱり言われた通り、先生に相談してみる。これって立派ないじめだもんね。」
呆然としてた加藤君は、はっとして、その後にこう言った。
『そうだね。その教科書証拠になるから無くさないようにしないと。』
みるみる青ざめていく新井さん。
『紗英…やめろよそんなの…』
「みっともない?恥ずかしい?直樹はさ、いつもそうだよね。…こんな事された私より、やった犯人を庇うんだ。」
私は涙でグシャグシャになった顔で直樹を見つめた。
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