月夜の翡翠と貴方


ルトの顔が見えなくて、不安になった。

戸惑った様子でこちらを見ていた店員に代金を渡すと、彼は無言で店の扉へ向う。


私とルトは、客の視線を一心に浴びながら、店を出たのだった。










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