年上の彼と年下の元カレ


もしかして、隆弘との事がバレる以前にあたし…


振られるんだった?


あたしは、二人が話してる横をスッと通りすぎた。


「おはよう」


隆弘もやって来た。


「おはよう
今日は出勤してきたんだ」


「ああ
うん」


「じゃあ」


隆弘はいつもの絡みなく、あたしの前から消えた。


隆弘も、あたしを避けてる?


わかったよ…
そうなら…避ければいいじゃん!


自分の席について 大きなため息ついた。


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